会章の意味について

  • 『会章』についてお話してみたいと思います。

    洪門(ほんめん)というアジアのフリーメーソンは、海外に大勢の会員や多くの友人がおり、それぞれの会派に『会章』『紋章』があります。私たち、日本総会にも会章が存在します。

  • 一つ目は『鳳凰会章』です。

    鳳凰会章には、コンパスと定規はありません。なぜなら、私たちの正式な会名は、宗家五祖の流れを汲む洪門天地會青蓮堂鳳凰郡であり、会名からこの『鳳凰』を取り、会章としました。

    章には意味があります。外側の大きな円と、中側左側に大きな湾曲(尻尾にも見えますが)は、『日月』を表しています。それは 「日を天とし、月を地とする」という意味があり、八卦の意味も含みます。陰陽四象・二十四節気は、宇宙空間の綿綿脈絡(絶えることのない永劫に続く有様)を具現化し、後世の人々に伝えます。

    次に右側です。
    これまた大きな鳥のようなものがあります。尻尾は月に掛かっていますが、これが『鳳凰』となります。詩句があります。

  •          (意訳)

    鳳凰來儀在高崗  鳳凰は高き山峯に舞い降りる

    靈禽現出有聖皇  この霊鳥が現れるところには聖皇がいる

    吉兆英雄為帝王  吉兆をもたらす英雄はやがて帝王になり

    洪兒不久復帝基  洪家の子らはその支えとなるだろう

  • 鳳凰とは、『聖天子の出現を待ってこの世に現れる(立派に国を治める王が現れた時に人前に出てくる)』と言われる瑞獣(ずいじゅう)の一つ。つまり鳳凰は、『世の中が平和になりますよ』などの吉報を示す鳥であり、平和や幸せのシンボル的なものなのです。

    鳳凰は、360種の鳥類の最上級に君臨し、翼を持つすべての生き物の『長』としています。その姿は五色絢爛に輝き、飛べば郡鳥がそれに従う為、鳥の王とも呼ばれています。鳳は雄を、凰は雌を表し、一緒になって愛の象徴になり、他には『朋』の意味もあります。さらに鳳凰は、死者の魂を迎え、天上界へと運ぶ役目を担っているとされています。

    最後は、中央の印です。
    『蓮』をイメージしております。仏教の理念が創建当初から受け継がれており、実は仏教のお経の中には宇宙の神秘が秘めてあって、この世の最高境地を表しております。ここにも《詩句》がありますが、割愛させて頂きます。一二三と三本足のようにも見えますが、『天・地・人』の意も込めてあります。

  • 次に二つ目の会章です。
    章に『八卦』と『鳳凰』そして『蓮』があります。ところで、この会章には一般の人々が知る西洋のフリーメイソンと同じく定規とコンパスがありながら、どうして中央は『G』ではないのでしょうか?

  • まず八卦は、万物を生み出す宇宙の起源、宇宙のエネルギー。昔の人々は、生と死の表れの法則を発見し、天道の陰陽、地道の剛柔、人道の仁義を知り、十二支や十干天を編み出します。これは西洋文化で言う、 万物の創造神『神』『天』を指している『G』と同じなのです。

    円周内には、花の形をしたものがありますが、これは会名の『青蓮』を意味し、由来正しき組織を守る事と、洪門トップ組織の自信と誇りを表しております。

    『蓮』は仏教に由来します。蓮の花は泥の中に根を張り、そして水面にとても綺麗な花を咲かせる事を仏法に喩えたのです。今の状況が泥沼の中でも、将来必ず綺麗な花を咲かせられる。また、 因果倶時の意味も含まれています。種のない所には花は咲かない、因の中に果も含まれているとい う事です。 中央に、『鳳凰章』を鎮座させ、先に述べた正式名称の『洪門天地會青蓮堂鳳凰郡』がすべて組み込まれているのであります。そして、漢字フルネームで示す際は、旧漢字を用いる事でさらに 『洪』の起源を忘れず、信念と精神そして志しを表現しています。

    まだまだ意味はありますが、しかしそれは内部の人間が知る事になります。


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